うろこ雲
台風がお盆を直撃したあと・・
ちょっとずつ秋の気配を感じてはいたが・・
空を見上げたとき・・
うろこ雲だった・・
ちょっと気もちがせいた・・
でも今朝の新聞に・・
「人生はのろさにあれ
のろのろと蝸牛(ででむし)のやうであれ」
山村暮鳥(ぼちょう)
人生がどこまでも尽きない道ならば、先を急ぐより、
一度かぎりのこの道を一歩一歩丹念に歩むほうがいいと、
明治・大正期の詩人・児童文学者は言う。
前方ではなく空を仰ぎ見、
また大地を蹴るのではなく足裏で感じることができる。
ふだん目にもとめないものが目に入ってくる。
だから寄り道もしたい。宝物は存外そういうところにある。
詩「自分はいまこそ言う」から。
2019.8.22朝日新聞 折々のことば 鷲田清一 No.1558
あせらなくていいんだ。。
これでいいんだ。。
とちょこっと思えた・・