在宅ひとり死のススメ
本「在宅ひとり死のススメ」
▲このブログを書いたときは
まだ実際に本を読んでなかったのですが・・
あれから図書館に予約をして
やっと順番がまわってきて完読しました!
「介護保険がもたらした大きな変化のひとつは、ケアという労働がタダではない、という常識が広く定着したことです。これまで女が家でやってきた介護はタダ働き、わたしはこれを「感謝なき、評価なき、対価なき労働」と呼びました。とりわけ嫁ならやってあたりまえの「強制労働」でした。…(略)…他人に頼めば介護は対価を支払わなければならない労働になる、という「常識」が日本国民のあいだに広くゆきわたった効果は、いくら強調してもしすぎることはありません。」
「ですが、制度はあっても使い勝手を悪くすることで使えなくしていく・・・これを制度の空洞化、といいます。それが得意なのが、政治家と官僚です。」
「在宅ひとり死ができるようになったのは、介護保険のおかげです。…(略)…「在宅ひとり死」は現場の専門職の支えがあればできる、というわたしが得た手応えを、読者のあなたにもお伝えしたくてこの本を書きました。…(略)…この制度を決して後退させてはならない、とつよく思っています。…(略)…介護保険を作ったのもわたしたち有権者なら、介護保険をよくするのも悪くするのもわたしたち有権者だからです。」
「要介護になっても安心できる社会、安心して認知症になれる社会、そして障害を持っても殺されない社会をつくるために、まだまだやらなければならないことはいっぱいありそうです。あなたもご一緒に闘ってくださればうれしいです。」
と著者:上野千鶴子先生はいわれてます!
介護保険制度の後退は
とくに庶民の老後の質に大きく影響します、、
庶民でも在宅ひとり死ができる社会に!!とセツに願いますww・・