常識と良識&ふりする大人たち
「性別なんて無意味だし、関係ない」
「男は女を、女は男を愛さなければいけないというのは、単なる常識」
「常識は時代とともに変わる」
「常識と良識はちがう」
▲本「ののはな通信」は・・
女子校生の「のの」と「はな」二人の
メモや手紙のやりとりから始まります!
著者は「船を編む」の三浦しをんさん
自分の学生時代と重ねて懐かしく思いながら読んでると・・
上記のような言葉が出てきます!!
ドキドキしながら・・
女の子同士のラブの世界へ入り込んでいきました^^♪
いつしか二人は大人になり・・
通信手段もメールに変わります・・
ののとはなが書いたメモや手紙・メールだけ・・
で構成された本なのですが・・
内容は盛り沢山!!
「常識と良識」「多様性」
「愛と理解」「理不尽と暴力」
「ふり」「知り・考え・想像」
「戦争」「震災」・・・・・
色んなことに気づき考えさせられます・・
すべてが他人事。どんなに悲しく残酷な出来事が起こったとしても、それが直接自分の身に降りかからなかったら、おおかたの人はすぐに忘れてしまう。なんとなくのムードで、「かわいそう」と悲しんだふり、「ひどい」と残酷に憤ったふりをするだけで。もちろん私自身も含めて、とにかく「ふり」ばかり。
そういう「ふり」の集積で、日常は成立し、つづいていっているんじゃないかと思うことがある。だとしたら日常って、究極の無神経と不感症とでできあがっているということね。
▲これはののがはなあてに送ったメール文の一部です・・
▲今話題のグレタ・トゥーンベリさんを思い浮かべました・・
おおかたの大人たちは・・
子どもたちの未来がどうなるのか・・
気付かないふり・・
いつまでふりし続けるつもりなんだろうね。。
