ジャックと豆介さん

日々の出来事や感じた事などを
つらつらとアップしてみます♪
どうぞ、よろしく!!

青い鳥

重松清さん・・
きっと心があったかい人なんでしょうね・・


青い鳥 (新潮文庫)
青い鳥 (新潮文庫)
新潮社

村内先生は、中学の非常勤講師。国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せない。でも先生には、授業よりももっと、大事な仕事があるんだ。いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、気持ちを伝えられずに抱え込む生徒、家庭を知らずに育った生徒―後悔、責任、そして希望。ひとりぼっちの心にそっと寄り添い、本当にたいせつなことは何かを教えてくれる物語。


「先生の声は、どもってるはずなのに。聞いているこっちのほうがつらくなるほど、激しくつっかえているはずなのに。声が消え、言葉が消えて、先生の本気だけ、まっすぐに伝わった。」


「ひとを踏みにじって、苦しめるのが、いじめーーーー。
ひとを苦しめていることに気づかず、苦しくて叫んでいる声を聞こうとしないのが、いじめーーー。」


「たいせつじゃないけど、正しいこと、あるよな。しょうがなくて正しいこと、やっぱりあるし、ほんとうは間違ってるのに正しいことも、あるよな。
そんなの、たくさんある。新聞やニュースにもたくさん出ている。
正しくなくてもたいせつなことだって、あるんだ。でも、たいせつじゃない、たいせつなことは絶対にないんだ。たいせつなことは、どんなときでもたいせつなんだ。
中学生でも高校生でもおとなでも子どもでも。
先生は、正しいことを教えるために先生になったんじゃないんだ。
先生は、たいせつなことを、教えたいんだ。」


ムラウチ先生のようなおとなになりたいナ・・
と思った50代後半のジャックです・・・


そしてムラウチ先生のようなおとなが
一人でも多く増えて・・・
一人でも多くの子どもが間に合いますように。。。