孤独なクジラたち
本「52ヘルツのクジラたち」
著者:町田そのこ
【2021年本屋大賞・受賞作】
52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。
図書館の予約本で待ちに待った本でした^^;
期待して読んだんだけどね、、
虐待・毒親・不倫・殺傷事件・孤独・ジェンダーとか
盛沢山なんだわ、、^^;
「ひとというのは最初こそ貰う側やけんど、いずれは与える側にならないかん。いつまでも、貰ってばかりじゃいかんのよ。親になれば、尚のこと。……」byサチゑばあさん
このばあさんのお言葉につきると思った・・
親が子の声を聴いてれば・・
この本の登場人物たちは孤独にならずに・・
周波数の違うクジラたちになってなかったんじゃないかな・・
と思った。。
周波数の違う孤独なクジラ^^?
最初からみんなそれぞれ違うと思ってるから・・
モヤモヤが残った本でしたm(__)m
