息子と母親と百花の思い出
長男の豆介さんと8歳違いの義弟さん・・
もう随分昔のお正月の帰省のとき・・
二人にとっての「母親」のイメージの違いに・・
びっくりしたことを思い出しました・・
この本「百花」を読んで・・
著者:川村元気
シングルマザーと息子の話です・・
認知症になって記憶をなくしていく母親と・・
やがて一児の親になる息子・・
記憶と人間とは・・考えさせられます・・
「人工知能はひたすら記憶させることでできるけど・・
人間の個性は欠けていることによって生まれているのかも・・」
と作中の人工知能研究者に語らせます・・
母親の骨壺の軽さで
「肉体が人を作ってるのではない」と・・
思えた息子・・
記憶をなくしていった母親の「半分の花火」の思い出を
母をなくしてから気づく息子・・
終盤は感涙し・・
人間って複雑で切ないなぁ~と思いました。。
やはり息子にとって母親との思い出は
「百花」のように美しいのかもしれない・・と・・
いや待てよ・・
そして思い出したのが頭書のお正月の思い出^^
豆介さんにとっての母親は・・
「色白でカ弱くて優しい」
これぞ「百花」!?
義弟さんにとっての母親は・・
「真っ黒に日焼けして強くて怖い」
これも「百花」だろうww・・^^v
義弟さんのもってるお義母さんのイメージを
聞いて笑ってしまったお正月の思い出♪
この思い出もたぶん
豆介さんや義弟さんは忘れてるのかもしれません・・
百花のように違う顔があり・・
百花のように思い出も違う・・
人間って複雑でいと楽しですな^^♪