ジャックと豆介さん

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ガラスの骨壺とガラスの心


「Similar but not the same.似ているけれども同じではない。」
「ひとりひとり違うという状態こそが『ふつう』なんや。
『みんな同じ』のほうが不自然なんや」


寺地はるなさんの本の根底にいつもあるメッセージ^^♡


本「ガラスの海を渡る舟」


2022.1.16 寺地はるな「ガラスの海を渡る舟」



幼い頃からパニックをおこしたり頻繁に転んだり・・

大人になっても他人の曖昧な表現を理解することが難しい兄と
そんな兄に反発したり対抗意識をもつ妹が
祖父の死によって・・
祖父のガラス工房を二人で継ぐことになる・・



そのガラス工房で兄が作るガラスの骨壺。。
それをどうしても受け入れられず忌み嫌う妹、、
が色々ありぃのでやがて・・この先はご想像に任せますm(__)m



『人は誰かを啓蒙するために死ぬのではない。
賞賛されるべき死も、批難されるべき死も存在しない。
死はただの死だ。』



『自分の人生から大切な誰かが欠けるたび、
人の心はかたちを変える。
ガラスの器の縁が欠けるように。
不完全な形状の心を抱えて、
ぼくたちは生きていくしかない。』




今回の本は冒頭の祖父の言葉と・・
このお言葉が強く心に残りました。。




世界中で新型コロナ感染者数や死亡者数が日々増すなか・・
先日はトンガ諸島での海底噴火による未知の災害が・・



そして今日は阪神・淡路大震災から27年の日。。



ご冥福を心からお祈りいたします。。



とともにガラスの心。。
どうか砕け散りませぬように。。