悲しみの中にいる君へ・・
現代ではいつからか、悲しみは嘆かわしい、
惨めなだけの経験であるかのように
語られるようになってしまいました。
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深く悲しんだ人間が優れている、というのではありません。
ただ、悲しみを生きる人によって世界が支えられている、
深く悲しみを生きた人への敬意を忘れてはならないと
石牟礼さんは、悲しみの意味を見失った現代に
警鐘をならすのです。
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「君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた」
の著者若松英輔氏はそう教えてくれます・・
▲前回、読んでる最中に書いたブログの続編です
なるほどな・・と思いました・・
いつも笑ってないと幸せではないような・・
死なんてとんでもないよ・・と忌み嫌う・・
悲しみ涙すること=不幸せ
影(陰)・暗・闇・泣く・マイナス思考・・はダメ!バツ!
陽・明・光・笑う・プラス思考・・はよしとする・・
全ては共存しているのに・・
おかしな世の中になってるのかもしれませんね・・
心は傷つく。でも、魂はけっして傷つくことはない。
毎日が闇の中にあると感じるようなときでも、
魂はいつも「光」を感じている。
ぼくらが傷ついて小さくなっているときも、
ぼくらの魂は植物がいつも太陽にむかって花を咲かせるように
「光」を見逃すことはない。
とも著者は教えてくれます・・
この本が悲しみや闇の中にいるものの
「光」になってくれる・・
いつもそばに置いておきたいと思える本でした・・
君にもトンネルの先の光が見えますように。。