詩
夕ぐれはしずかに
おそってくるのに
不幸や悲しみの
事件は
列車や電車の
トンネルのように
とつぜん不意に
自分たちを
闇のなかに放り込んでしまうが
我慢していればよいのだ
一点
小さな銀貨のような光が
みるみるぐんぐん
拡がって迎えにくる筈だ
負けるな
「希望」
杉山平一詩集より
もう一つ。。。
「反射」
毛布はあたゝかい
そんなことはない
あたゝかいのは
あなたです
ダイヤモンドは
光るのではない
光を反射するだけだ
あたゝかいのは
あなたのいのち
あなたのこゝろ
冷たい石も
冷たい人も
あなたが
あたゝかくするのだ
最後は前回のブログ「図書館の神様」の本
高校生文芸部の垣内君の詩
雑草は、強いと言いますが、どうしてでしょう。
彼らだって弱い部分があるはずです。
「踏んでもすぐ立ち直る」
「愛情をかけなくても強く生き抜く」
かわいそうです。
見ていられません。
聞いていられません。
僕は彼らの弱い心を見つけられるそんな大人になりたいです。
