ジャックと豆介さん

日々の出来事や感じた事などを
つらつらとアップしてみます♪
どうぞ、よろしく!!

嫁をやめる日!?

本のお話ですよ^^v

嫁をやめる日
嫁をやめる日
中央公論新社

主人公夏葉子の夫が46歳で急死・・
夫亡き後に姑、舅、小姑の存在と
夫の生前に女の影が・・^^?
面白かったです^^v


姻族関係終了届」ってご存知ですか?
配偶者の死後、配偶者の血族との縁を切りたい場合は、「姻族関係終了届」を提出します。
姻族関係を終わりにするかどうかは、本人の意思で自由に決めることができ、配偶者の血族の了解は不要です。
また、家庭裁判所への申立も不要で、本籍地もしくは住居地の市区町村に届出を提出するだけで手続きは完了します。
戸籍も配偶者の戸籍から別にしたいときは、「復氏届」を提出しなければなりません。

(注:デメリットもあります)


で、この夏葉子、密かに
「姻族関係終了届」と「復氏届」を提出します。


疎遠だった夏葉子の実家に相談すると
意外にも父親が味方&応援してくれて・・
亡き夫の実家へ親子で赴くときに
娘にアドバイスする父のお言葉が・・
「この際、躊躇せずに言えばいいぞ。遠慮はいらねぇ。
だけど絶対に相手を批判すんなよ」と。
「自分がどう感じたか、どんなに嫌な思いをしてきたか、
何が悲しかったか、そいうのを淡々と正直に言えばいいんだ。
大げさに言うんじゃねえぞ。
かといって、遠慮して話を小さくする必要もない。
相手のテリトリーには入らずに、
自分だけの世界の中で話すんだ・・・」
「勝手に家に入ってくるなんて非常識だとか、
監視するのは辞めてほしいだとか、
そういうことは言っちゃダメなんだ。
要はさ、相手を非難することを言っちゃいけないんだよ。
ただ単に、自分の苦しい気持ちを吐き出すんだ。」


・・・う~ん、難しいけど、
なるほどだよなと感心しました!
つい相手を非難、批判しちゃいますよね、、
早くに父を亡くしたジャックは、
肝心な時に冷静で的確なこと助言したり
行動できる男親ってありがたいなぁ~と
思いました・・・


そして、この父親は娘のことを
『つぶしてもいい人間』と厳しい言葉で評します!?


「つぶしてもいい人間」
=「便利な人」「使い勝手の良い人」
→「軽んじられてる」「舐められてる」かな^^?


嫁という立場のほとんどが
『つぶしてもいい人間』ってことになるね・・
と主人公の友人が言ってます^^;(スルドイネ)


でもこの本、嫁姑関係の本かと思いきや、
仕事・恋愛・結婚・子供・介護・親子・姉妹・友人・・
仏壇・墓のことまで色々考えさせられる本でした。


でもね、この本は旦那様が亡くなった嫁のお話で・・
相方が生きてる嫁が
姻族につぶされずに済む方法を
知りたいなと切に思うのでしたm(__)m